引っ越しをするにあたり、昨年末からロングパソコンデスクを作り始めてようやく完成しました。
パソコンデスクやダイニングテーブルなどをDIYするとなると、販売されている鉄脚を使ったオシャレなテーブルやデスクが、検索するとたくさん出てくると思います。
マイパソコンデスクも、そんな鉄脚を使ったかっこいいデスクを作りたいと思っていたのは言うまでもありません。
だけど販売されているあの鉄脚がなかなか高いんですよねぇ。
販売している業者によって差はありますが、概ね脚だけで1万円をオーバーしてしまう。。
引っ越しで大金が出ていった為、財布カツカツの私には脚だけで1万円オーバーは手痛い出費となってしまいす。
と言う事で製作費用を抑える為、鉄脚も自前で揃えてロングパソコンデスクを作りました。
この記事では、いかにして予算を1万円以内に抑えて、鉄脚のデスクを作ったかを紹介できればと思います。
買った材料
ホワイトウッド×3 | 1830mm×233mm×20mm | 3,990円 |
ツーバイツー×1 | 1830mm | 948円 |
L字アングル 4m×1 | 4mを700mmにカット | 2,500円 |
タッピングビス63本入 | 5×13 | 309円 |
オニメナットDタイプ4個入×4 | M6×13 | 648円 |
ショイントボルト B 2本入×16 | 6×15 | 1,328円 |
デスク製作に必要な材料費は合計9,723円!
ぎり1万円以内で収まりました!
鉄脚には4m級のL字アングルを使用!
そうです。脚には金物屋さんで購入した4m級の亜鉛のL字アングルを使用しました。
計り売りをしていなかったのでまるまる1本買う事になってしまいましたが、それでも値段は2500円。販売されている鉄脚を買うよりはるかに安く揃える事が出来ました。

アングルは金物屋さんに置いてある高速カッターで700mmの長さで4本カットしました。
なんならさらにもう1台ダイニングテーブルなんかを作れてしまいます!
下準備
さて、デスクを組み立てる前に脚に使うL字アングルと天板に使うホワイトウッド加工していきますよ。
脚に使うアングルを塗装

脚として使うアングルは綺麗に脱脂して、定番の艶消しブラックに塗装を施しました。
上下にビス留めするための穴を開けてあります。
天板に使うホワイトウッドの加工
板表面のザラザラを取るためにヤスリがけをしていきます。1830mmもある板を3枚も手でやるのはしんどいので、電動ドライバーにつけた回転式ヤスリマシーンでヤスリをかけたところ。。
力のかけ具合を誤ると円形の跡が残ってしまう結果に・・・。
という事で文明の利器を使用したヤスリがけは断念。
結局全て手でヤスリがけしていきました。
なんやかんやで手作業でやった方が、いい味が出る。
のではないでしょうか。
ステインで着色

本当はブライワックスを使って着色していきたかったんですが、予算の面で今回は断念。
和信のネオステインで着色していきました。

刷毛で塗っていきます。

案外いい感じになりました。
写真を撮り忘れましたが、ステインが乾いた後、再びヤスリがけを施しました。
天板の接合にダボ

天板に使うホワイトウッド3枚をダボで接合するために、穴を開けていきます。
ダボ穴あけ用の錐も売っているので、そちらを使った方がいい具合の深さの穴を開けれるので安心です。

天板を接合する際に、ダボ同士の位置が互いにズレないようにダボマーカーを使って、印をつけた上で穴を開けていく事をお勧めします。
天板と脚を接続する為のパーツを作成
現状の単にL字アングルをぶった切った状態のままでは天板と接続する事が難しい為、ツーバイツーを利用した天板とL字アングルの脚を接続する土台となるパーツを作ります。

コの字型にツーバイツーを組みます。
このツーバイツーで作った土台にL字アングルをあてがい天板とドッキングします。
さぁ組み立てていきましょう
いよいよ準備は整いました。組み立て作業に入ります。

天板はまた引っ越しする事があった際、バラせるようにボンドなどでは接着しておりません。
ダボで接合してあるだけですが、思いのほかしっかりしております。
また、先に作った脚と天板を接続する土台でしっかりビス留めしていくので、天板が崩れ落ちてしまう事も無いでしょう。

L字アングルをツーバイツーの土台にビス留めしていきます。

取り急ぎこんな感じで脚の取り付けは完了しました。
しかし、このままでは横の動きに対してあまりにも脚回りが非力すぎて補強を入れる必要があります。
補強はまた後々に行います。
ひと工夫
L字アングル脚の下部分がそのままでは確実に床を傷つけると思っていたので、どうにかそれを回避する方法はないものかと考えていました。
はじめ想定していませんでしたが、L字アングルとツーバイツーがシンデレラフィットするという事が判明!!
そこを利用しようと思いついたのです。

という事で、L字アングルの下部分にツーバイツーをボルトオンでかます事で床の傷つきを防止する機能を持たせる事ができました。
デザイン的にも良くなった印象で、なんてグッドアイディアを思いついたのだろうと当初は思っていました。
が。。

やはり凡人が思いつくような事はもうすでに製品として世に出ておりますねw
しかし、後発組としてはもうすでに世に出てしまったものとは多少の差別化をしようと思います。Creative Force(@creativeforcejp)仕様として脚の下部分のツーバイーツーにはオニメナットを埋め込みました。

そして、六角レンチ取り付けられるジョイントボルトで締めて脱着が簡単にできて、高さを調整できるような機能を持たせました。

底にフェルトも貼って床傷対策はバッチリです。

最後に昔買っていたみつろうクリームで仕上げました。

完成!!!
まぁ多少の粗はあるけども自分で使うので問題なし!!!

広々としたデスクで作業もはかどります♪
https://creativeforce.jp/works/diy/darthvader-light/
おおきめデスクを作ってみて
必ずしも販売されているような鉄脚にこだわらなければこういったL字アングルなどで代用し、費用を抑えて作れると言うのもDIYの醍醐味ですね。
デスクの材料費は9,723円となんとか1万円以内で収まりましたが、そこにステイン代の1,150円を足すと・・。
10,873円。
すみません!少し1万円超えてしまいました!
脚回りのジョイントボルトで無駄に費用をかけ過ぎた感じではあります。今は片脚4本のジョイントボルトで床傷防止のツーバイーツーを留めているんですが、正直2本でも大丈夫でした。
作業を始めてからなんだかんだ完成に至るまでには半年の期間を要しました。汗
脚回りの調整に手間がかかるなど多々ありましたが、費用に余裕があって時間を掛けずに早く作り上げたいという人は、やはり販売されている鉄脚を買った方が無難ですね。
では良きクリエイティブライフを!!
#27直角タイプ テーブル 脚 パーツ 鉄脚4本セットH680mm